迷走企業のサラリーマンあるある

将来性のある若いエンジニアを守る

33 有能なあなたが足軽で埋もれている場合、することはこれ

読者はこの格言を知っているだろうか。「足軽は体で働き首級10人、軍師は頭で働き首級1000人」 おそらく大半の読者は初めて聞いたのではないだろうか。 今回の記事は、迷走企業で足軽レベル(末端社員)でくすぶっているサラリーマンに向けて発信する。 それ…

32 『ルール化』の思想はやめた方がいい。今すぐ『仕組み化』へシフトチェンジ

今回の記事は、「ルール化」から「仕組み化」へ思考をシフトすることの優位性を紹介する。今日すぐにでもこれを取り入れれば、あなたの仕事の質は格段に上がり、同僚より頭1つ以上抜きんでることは間違いないので、最後まで読まれるとよいだろう。 まず、読…

31 そこにもいる?急所を発見できない老害

老害にもいろんなタイプがあると思うが、今回は「急所を発見できないタイプ」で話を進める。 先日、満員バスに乗車した際のこと。乗客が運転手からメンタルアタックされる一幕を目撃した。おそらく読者も一度は見たことがある、または不幸にも被害を被ったこ…

29 こんな迷走企業からはすぐに逃げるべき

「迷走企業」とは。 これまで筆者の記事をそれなりに読んでいれば、おおよそイメージできていると思うが、 今回は改めて筆者が考える「迷走企業」の定義を簡単に書き起こし、改善方法まで考察してみる。まずは筆者が考える迷走企業とは、こうである。 ・離職…

28 ITエンジニアの現実的な最終到達地点はここ

今回の記事は、若いITエンジニアがスキルアップするきっかけとなりうる話。 ただし、内容として「フレームワーク」なるプログラミング用語を用いた話になるので、もし読者がプログラミングを知らない場合はなんのことだかわかりにくいかもしれない。 では、…

27 ジタハラ経営者の実態はこう

最近、新たに「ジタハラ」なるハラスメントが生まれたのを読者はご存知だろうか。 ジタハラ=時短ハラスメント 以前、筆者は別記事で「テクハラとダメハラ」というタイトルでハラスメントについて書いたが、今回は「ジタハラ」について起こしてみる。 まずは…

26 あなたも歴史好き小学生タイプ?

「歴史好き小学生タイプ」というキーワードであなたは何を連想するか。断片的な、不十分な知識をひけらかし、あたかも全てを把握しているがごとく振る舞う人のことを指す。たとえばこんなのが該当する。 ・徳川家康は秀吉を裏切って豊臣家を滅ぼした、という…

25 あなたは真の鈍感者?

読者は自分自身の性格について、 敏感だと思っているだろうか。 鈍感だと思っているだろうか。 ※漢字を読み間違われそうなので、これ以降は『ひらがな表記』にする。ここで予め、今回の記事で扱う『びんかん』『どんかん』の定義を明確にしておく。『びんか…

24 迷走企業にあるあるな伝言ゲームの悲劇

読者は一昔前の映画 『私は貝になりたい』 をご存知だろうか。太平洋戦争が終結。 戦犯容疑で逮捕された清水豊松(元SMAP中居さん)が裁判で必死に罪を軽くしてくれるように訴える。しかし、米国人通訳者は当時の日本の複雑な倫理感や文化を理解できていない…

23 行間を読めないとこんなに損

読者の皆さんは、 サンマの内臓を食べる派か。食べない派か。 ちなみに筆者は「多少食べる派」である。サンマの内臓はなぜ食べることができるのか。先日の飲み会で、同僚(Aさん)がこの『にわか知識』を披露していた。Aさん 「サンマは無胃魚といって胃がな…

22 「アウト ≪ インの法則」も時には役に立つ

過去の記事「イン ≪ アウトの法則」で筆者は 「インプットは極力小さく見せるのが肝要」 と書いた。 今回は、場合によってはその逆も有効になるという話をする。要するに、短期において大きなアウトプットを得るために、予めインプットを大きく見せておくと…

21 働き方改革はピントがずれている

中小企業のサラリーマンから筆者がよく聞く「会社へのボヤキあるある」の1つがこれ。「給料を満足するほど上げられない代わりに、福利厚生面をよくして社員のご機嫌をとろうとしている。 やれ、なんとか手当とか、地元のプロ野球の観戦チケットをプレゼント…

20 面接で「御社の強みは何ですか?」と聞く学生は偉い

今のリクルート事情としては、一部の人気企業を除いて「売り手市場」なのは周知の通り。それにより、平成生まれのゆとり世代(悟り世代?)の大して苦労せずに育てられた若造や小娘たちが、 昭和生まれで人間関係に揉まれ揉まれ、心身をすり減らして生き抜い…

19 真の社会悪はそこにいる擬似健常者たち

筆者が通勤で利用しているバスには、時折、20代と思われる自閉症の女性が途中から乗車してくる。彼女は、乗車するなり自作と思われる物語を、鼻息を荒げながら大きな声で語っている。毎日それの繰り返し。また、彼女は決まって前屈みで座るため、真後ろの席…

18 「大卒は使えない」と言う高卒者はさらに使えない

読者の皆さんは仕事をしていて、時に「一部の高卒者」と「大卒者」との間に「見えない確執」のようなものを顕著に感じることはないだろうか。一部の高卒者が大卒者に対して妙に交戦的な態度をとる光景を、筆者はしばし目撃することがある。何人かの該当者に…

17 デリカシーの壁が崩落した上司の事例

何年か前の話。 出張で某取引先(わりと大手)を訪問した際、A部長と若手社員Bさんのやりとりが聞こえてきた。A部長 一一一一一一一一一 このあいだFacebookから自動配信のメールがきて、おまえ(Bさん)と友達にならないかって内容だったよ。それで、ち…

16 エスカレーター利用を巡っての宗教論争をなくしてくれ

朝の通勤時間帯。 都会の駅では必ず見られる『エスカレーター2列の法則』。「歩かない派」が片方の列に整然と並び、もう片方の列を「歩く派」に譲る構図。 おそらく自然とその隊列に行き着いたのだと思うが、日本人特有の「合理的発想力」と「空気読解力」か…

14 あなたもセキュリティソフト的サラリーマン?

「セキュリティソフト的サラリーマン」 読者はこれら単語の組み合わせから何のことなのかイメージできるだろうか。身骨を砕いて働き、会社に長年に渡り多大なる貢献をしている、実績を上げているにも関わらず、いまいち評価されることなく埋もれている。 そ…

13 「イン ≪ アウトの法則」を知ると得

先日お笑い芸人の小○千豊さんが、あるテレビ番組でこんなことを言っていた。「インプットが多くてアウトプットが少ないっちゅうんはアホや言うことやで」「痩せの大食いと一緒や。さんざん食べておいてさっぱり身にならへん。ほとんど無駄に出てってまう」 …

12 同じ土俵に上がれてないのにマウントを取る愚かな輩

以前、北野たけしさんがテレビか著書でこんなことを言っていた。 「映画を作ったこともない奴が映画評論家だと偉そうに名乗り、俺の映画を酷評しやがる」 と。要は、同じ土俵にすら上がれていない分際で、幼稚で浅はかな見解を並べて、あたかもわかった風に…

11 部下の手柄を横領する上司を撲滅するには

特許庁とメーカーは裏で繋がっているのか。 そんなことを匂わせる出来事を、筆者はかつて身を持って体験した。もうかれこれ10年・・・いや20年近く前の話。 筆者は、ビジネスシューズの靴裏をピンポイントにメッシュにすれば、蒸れを劇的に改善できると思い…

【余談タイム】500円貯金って。。。

これを知っている人はどれほどいる?さっき別の記事で挙げた「ちょっと心がホンワカする話」と重なるところがあるのだけど、 よく500円貯金とかって、コツコツと500円玉を貯めて、気づいたら結構な金額になっていて、あたかも貯金が増えた、ヘソクリが増えた…

【余談タイム】ちょっと心がホンワカする話

先日、ある知人(Aさん)のエピソード。 もう何年も前のニュースで、とある老夫婦がコツコツ貯金を20年続けて5億円貯めたという特集をやっていた。 それを見たAさんは感激して、 「私も今日から毎日コツコツ貯金を始めて5億円貯める」 と意気込み、千円の豚…

10 テクハラ被害者のあなたはダメハラ被疑者?

先日、別記事で少し触れたが、「テクハラ」なるハラスメントが生まれた模様。(もうだいぶ前にらしいが) 正式名称はテクニカルハラスメントとか言うらしく、例えばパソコンの扱いに慣れていない人へマウントを取ってきつく当たり、精神的な圧力を与えること…

【余談タイム】2019年7月7日のワイドナショー

昨日のワイドナショー。プロ野球チームのある選手の応援歌の歌詞で 「お前が打たなきゃ誰が打つ」 という部分に対して、そのチームの監督がクレームを入れた、というのをやっていた。筆者はてっきり 「お前以外には誰も打てない」という意味合い、いわゆる他…

9 サラリーマンの飲み会を有意義なものにするには

親睦を深めるためのサラリーマンの飲み会。 参加メンバー同士あまり面識がなかったり、しゃべるのが得意でない人たちだったりすると、盛り上がらずに気まずい沈黙が続いてしまう。このときの振る舞い方1つで、おおよそ人間性がわかるときがある。 筆者が分類…

8 中田のキラーパス、あなたは賛成?反対?

「中田のキラーパス」という言葉が、一昔前によく使われていた。 私はサッカーに特別精通しているわけではないが、元一流サッカー選手だった中田○寿氏の高度なパス技術のことを指すことは知っている。そのパスを簡単に説明すると、彼は"人"に向けてパスを出…

7 迷走企業はこんなところがあります

もう何年も前の話だが、某大学でこんな実験を行ったという。 山岳部のメンバーを5人2組に分けて、リーダーの采配によってどちらが先に登頂できるか、というもの。片方のリーダーは、メンバーへ地図を渡さず、リーダーが先頭を歩き、ひたすら頑張れ頑張れと…

6 あなたは「優しさ」の意味をはき違えていないか

だいぶ前の話だが、たまたま付けたテレビで街角インタビューをやっていた。 『好きな男性のタイプは?』という定番のくだらない質問を、道行く人達に聞き回り、それに応じた女性たちのほぼ全員が 『優しい人』 という、これもまた定番のくだらない回答ばかり…

5『後勝ちの法則』の理屈がわかると良い事あるかも

スポーツなどの競技の世界では、勝者、敗者という表現を使うが、よく『人生の勝者』などと人生に勝ち負けを付けたがるタイプの人がいる。 またその逆で、人生には勝ち負けの概念はないし、他人にとやかく言われたり、ジャッジされるような筋合いはないと考え…